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ロックTとアート感覚の プリントシャツに注目


商品の約8割はメンズ古着。一部レディース古着や新品のセレクト商品も扱うが、基本的にはアメリカで買い付けた古着が並ぶ。ヨーロッパ古着が見つかることもあるが、それもアメリカで買い付けたもの。スタッフが好きな50~60年代の映画や音楽に関連するヴィンテージを中心に、最近は80~90年代ならではのデザイン古着もラインナップ。独自のフィルターを通したセレクトが、鈴木 仁のようなスタイルのふり幅が広いおしゃれ男子に刺さる。


店内のディスプレイもとてもスタイリッシュで、50’sを象徴するボーリングシャツや映画『パルプ・フィクション』(1994年のクエンティン・タランティーノ監督による傑作)のTシャツなど、ラムホールベルーフのスタンスを象徴するアイテムがアクセントに。


ロックTやバンドTもグラフィックが秀逸なものがそろう。「2~3万円台のできるだけ買いやすい価格でそろえていますが、最近はロックTが高騰傾向にあって、人気バンドのTシャツはプレミアム価格になっていたりします」とスタッフの西舘裕介さん。天井から吊るされていたニルヴァーナのオフィシャルTシャツは、発売当時のデッドストックということで何と20万円超え(右のツアーTは30万円)!


最近ラムホールベルーフが力を入れているのが、80年代に流行したアーティスティックなプリントシャツ。レーヨンやシルクのドレープ感のある素材でリラックスシルエット。柄やカラーリングのバリエーションも多く、今のスタイルにも合わせやすい。「カナダのアパレルブランドGOOUCH(グーチ)などが有名ですが、デザイナーズブランド的なメーカーからいろいろリリースされていました」(西舘)。


店舗の奥にはメガネやカレッジリングなど、アクセサリーを並べたショーケースがあり、こちらも見入ってしまうものばかり。20~30年代のアンティークも散見するが、大半は60~70年代のものでモード感のあるレトロなフォルムが魅力。価格も意外にリーズナブルだ。

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