|
●六曜(ろくよう)
江戸中期に中国の小六壬(しょうろくじん)が日本に入って変化したもで、諸行事の吉凶をいう。
先勝(せんしょう)・友引(ともびき)・先負(せんぶ)・仏滅(ぶつめつ)・大安(たいあん)・赤口(しゃっこう)の六種を陰暦における各月の一日目にあて、暦注に記され現在でも広く利用されている。(六輝:ろっき)
1月・7月の1日目→先勝
2月・8月の1日目→友引
3月・9月の1日目→先負
4月・10月の1日目→仏滅
5月・11月の1日目→大安
6月・12月の1日目→赤口
●二十八宿(にじゅうはっしゅく)
二十八宿は、月が二十八日弱で全天を一周する恒星月に基づくもので、古くはこれにより天体の位置を示した。後に密教占星術に取り入れられ、日の吉凶をあらわすものとなり、今日一般に用いられているものは不断に循環する方法によるもの。
中国では蒼竜(東)・玄武(北)・白虎(西)・朱雀(南)の四宮に分け、更に各宮を七分し、二十八宿とした。
東は、
角(スボシ)・亢(アミボシ)・氏(トモ)・房(ソイ)・心(ナカゴ)・尾(アシタレ)・箕(ミ)
北は、
斗(ヒキツ)・牛(イナミ)・女(ウルキ)・虚(トミテ)・危(ウミヤメ)・室(ハツイ)・壁(ナマメ)
西は、
奎(トカキ)・婁(タタラ)・胃(エキエ)・昴(スバル)・畢(アメフリ)・觜(トロキ)・参(カラスキ)
南は、
井(チチリ)・鬼(タマホメ)・柳(ヌリコ)・星(ホトホリ)・張(チリコ)・翼(タスキ)・軫(ミツカケ)。
※ここで作成した旧暦の二十八宿では日本語の読みで表示されます。
|
|